昔から、男性と女性の違いは数多く言われていますが、ウィンドウショッピングも大きな違いが現れる行為の一つです。
男性が女性の買い物に付き合うと、よく「疲れる」という言葉を聞きます。
これは、男性と女性の買い物に対する考え方が大きく違うところからきています。
男性が買い物をする場合はその商品を「入手」することが目的なので、見て歩くだけで終わることはまずありません。
時々、下調べとして自分の欲しい商品が安く手に入る店舗がどこなのか、どのような機能の違いがあるのかといった情報を収集するために見て歩くことはありますが、ここでも目的がはっきりしているのです。
ですから、商品を入手して帰宅するか、もしくは情報を入手して帰宅することになります。
女性は、必ずしも商品を入手することだけが目的ではありません。
もちろん、情報だけを入手する時もありますが、ただ自分の持っていない商品や可愛いもの、綺麗なものを見て歩くだけでも十分満足感を得ることが出来るのです。
女性はよくウィンドウショッピングをしますが、目的は商品の購入ではなく、このように新しいものの情報を得たり、見ることだけでも十分なストレス発散になっているのです。
男性は、目的もなくただ商品を見て歩くことはストレスが溜まる行為だと感じる人が多いのに対して、女性は全く違う考え方をしているということです。
そして、同じ女性同士で意味もなくウィンドウショッピングを一緒にすることで共感を得たり、情報の交換をすることでお互いに親近感を増していくことが出来るようです。
根本的に買い物に対する考え方が違うのですから、女性の買い物に男性が同行すると「疲れる」のは当然だと言えるでしょう。
女性の買い物、ウィンドウショッピングはストレス発散の一つである、と大きな目で見ることが疲れを少なくする方法かもしれません。